ランニングとトレーニングの関係性・・・
みなさんこんにちは!
パーソナルトレーナーの宮城島です!
本日はみなさんの質問にお答えするコーナーです!
今回の質問は・・・
Q.ランニングはトレーニング前?後?強度頻度は?
というものでした!
はい。
ではお答えしていきます!
結論からいうと、
目的によって変わります!
細かくお話すると・・・
・筋肉をつけたいなら筋トレを優先させる
筋肉をつけたい(筋肥大させたい)のであれば筋力トレーニングを優先させてください。
筋トレ前に有酸素運動を実施してしまうと
「筋肉の成長が阻害される」「疲労によってトレーニングの質が低下する」
などのデメリットが考えられます。
もちろん、有酸素運動が必要ないというわけではありません。
持久力は、筋トレ時のセット間インターバルでの回復速度に大きな影響を与えますので、持久力があることによって筋トレの質が高まることは明らかです。
・持久力を高めたいなら有酸素運動を優先させる
持久力を高めたいのであれば有酸素運動を優先させてください。
筋肥大させたい場合と同様の理由になりますが、持久力を高めるためには「持久力を高めるスイッチを(先に)オンにする」必要があるためです。
しかし、有酸素運動ばかりに偏ったトレーニングメニューはおすすめできません。
低強度の有酸素運動には筋肉量を増やす(または維持する)効果がありませんので、長時間の有酸素運動によって筋肉量を減らしてしまう恐れがあります。
・体脂肪を減らしたいなら筋トレ後の有酸素運動
ダイエット(体脂肪を減らす)目的での運動であれば、筋トレ後の有酸素運動がおすすめです。
これは、筋トレによって分泌が促されるアドレナリンと成長ホルモンには脂肪を分解する作用があるためです。
筋トレをすると、アドレナリンや成長ホルモンの作用によって脂肪が分解されて血液中に放出されます。
血中脂肪酸濃度が高くなったタイミングで有酸素運動を行うことによって脂肪燃焼の効果が高くなります。
同じ時間の有酸素運動であっても、筋トレ後に行うことで「脂質代謝が20%ほど上がる」ことが確認されています。
・体脂肪を減らしたいなら必ず筋トレを先にやること
繰り返しになりますが、体脂肪を減らしたい(痩せたい)のであれば、必ず「筋トレ→有酸素運動」の順番でなければいけません。
有酸素運動を先にやってしまうと、筋トレの効果にまで悪影響を及ぼすことが確認されています。
これは、筋力トレーニング前に有酸素運動をおこなうと、遊離脂肪酸が増えることによって(筋トレによる)成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうためです。
みなさんも有酸素運動だけに固執せず筋トレもやってくださいね♪
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