トレーナーとトレーニーの違い、考え方

みなさんこんばんわ!

パーソナルトレーナー宮城島です。


今日はトレーニングを趣味でばりばりする人とトレーナーの考え方の違いをシーテッドレッグカールを例に出して紹介します。


例えば・・・

シーテッドレッグカールはなぜ


・頭をつける
・回転軸に膝を合わせる
・奥までしっかり座る


などのフォームで行うと良いとされるのか、についてです。

まずレッグカールは基本的にハムストリングを鍛えるマシンです。


では、レッグカールで起こりうる代償動作とはなにか、というところからフォームについて考えていきます。


わかりやすい代償動作は


・腰椎の前弯
・猫背になり頭が離れる


などが主にあります。

これがなぜ起こるのか。

理由はざっくり2つに分かれます。


・重量が重すぎる
・その動きそのものができない


重量が重すぎる場合は軽くしてやってみることで確認できます。

軽くしてできるのであればさほど問題はありません。


ただその動きそのものができないというのは、信じられない方もいるかもしれませんが、クライアント様の中には理想のフォームを頭で理解できていても、その動きが実際に体でできないという場合があります。


ただそこには理由があります。


起こりうる代償動作はなぜ起きるか。


まず腰椎の前弯に関して、軽い重量でもこの動作が止められないということは、腰椎の前弯に働く筋肉が強すぎるということが予想されます。

あるいはうまく機能していないという可能性があります。

では腰椎の前弯に働く筋はなにか?


主に脊柱起立筋と腸腰筋です。


これは起始と停止から判断できます。

ここからまず腸腰筋と脊柱起立筋を使いすぎてしまっている。

あるいは反対の臀筋軍とハムストリングがうまく使えなすぎなことが可能性として起こります。


するとどうするか。


例えば腸腰筋や脊柱起立筋をまずほぐしてあげる。

そしてヒップリフトなどで臀筋軍やハムストリングの出力を上げる。

そしてレッグカールに再び挑むわけです。


こういった理由からウォーミングアップの大切さというのもわかるかと思います。


また回転軸を膝に合わせるというのも、ここがずれていたら膝の屈曲動作をした際に膝がずれるスペースが生まれてしまいますよね。


そうすることで代償動作が起こりやすくなるわけです。

また頭が離れてしまうのも同じように考えていきます。

猫背のような形になるのはなぜか。


胸椎が伸展できない?
肩甲骨が下制できない?


などなど‥。


またここの不定愁訴を修正してから取り組むわけです。

そのため代償動作をしている、あるいは勢いで無理矢理高重量でやったところでそれはただ代償動作でハムストリング以外の筋肉を使ってトレーニングをしているに過ぎません。


怪我のリスクもありますし、鍛えたい部位への刺激が分散されるので意味がありません。

ただ!

もちろんわざとそのような勢いを使う場合もあります!

しかしあくまで通常の使い方としてはこういう細かい点に気をつけなければマシントレの意味がありません。


つまり自分の経験則でしか伝えられないトレーナーや、トレーニングをしている人というのは、相手がフォームに問題があった場合でも口で修正点は言えたとして、直すことはできないのです。


だからこそトレーナーって必要なんですね。


またこのようにトレーニングについて投稿いたしますのでよければ参考にしてくださいね♪

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