糖質制限について①
「糖質制限したら体調が良くなった」
「糖質制限したら疲れやすくなった」
「昔の人は穀物なんて食べてなかった」
「日本人ならやはり米を食べるべきだ」
はげしく間逆な論争。
これってなぜなんでしょうね?
これらの著者はいずれもお医者さまです。
専門家でもまっぷたつ。
私たち一般人は何を信じたら…
こんなことになってしまう原因を考えてみました。
①炭水化物と糖質の違いってみんなわかってますか?
例えば、お米などの穀物、ジャガイモなどのイモ類、りんごなどの果物。
いわゆる炭水化物であり、糖質源でもあります。
ただこれらには、
腸内細菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル
など大事な栄養素もちゃんと含まれていることを忘れてはいけません。
これをちゃんと理解していないと、
「タマネギとかイモ類は糖質が多いから食べちゃだめです」
みたいな、下手すればただの栄養欠乏みたいなことになってきます。
体調不良や、便秘がちになるもの当たり前ですね。
対して、
グラニュー糖などの精製砂糖は90%以上が糖質という
まさに糖質の塊!
「精製砂糖をとると健康になるよ」
とかいう専門家はあんまりいないと思うので・・・
【精製砂糖系】
砂糖
グラニュー糖
ブドウ糖
果糖
ショ糖
麦芽糖
三温糖
「人工甘味料が身体にいいよ!」
っていう専門家もまずいないので
【人工甘味料系】
果糖ブドウ糖果糖(ブドウ糖果糖液糖)
アスパルテーム
アセスルファムK
スクラロース
フェニルアラニン化合物
糖質制限の基本はまずこのあたりが多い食品を減らしていくのが大前提でしょう。
ごはんとか、根菜類とかの糖質量を気にするのは第2ステップ!
「糖質制限」ということばの解釈次第で、
糖質制限は健康法にも不健康法にもなるのではないでしょうか?
次回は・・・
②糖質を制限した代わりに「毒」をとってない?
③そもそもヒトの身体はそんなに単純じゃない!
ぜひお楽しみに!!!
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