トレーニングをすると柔軟性が向上する??

みなさんこんにちは!

パーソナルトレーナーの宮城島です!


今回のテーマはトレーニングと柔軟性の関係についてです。

みなさんは筋トレすると柔軟性は・・・


上がると思いますか?
下がると思いますか?


筋肉をつけすぎると可動域が狭くなり、よくピッチャーだったら肩が上がらなくなるなんて話をよく聞きます。


これは様々な意見があると思いますが実際はやり方次第で本来トレーニングは間違いなくやるべきであると考えます。


というのも

実はできる限りの可動域を使ってトレーニングをすると、

ストレッチと同等かそれ以上の関節可動域(関節が動くことのできる範囲、柔軟性のひとつの指標として用いられる)の向上とさらにストレッチをした場合よりも筋力向上が望めることが報告されています


また、少し専門的な話をすると、

「なぜトレーニング、ストレッチをすることで可動域が向上するか」についてはまだ決定的な説はありません。


現在では筋線維(筋肉自体)の物理的な変化はあまりせず、

「Stretch tolerance」という神経的な能力(筋肉が伸ばされることによって発生する痛みなどの不快感に耐える能力)が向上することが、柔軟性の向上に影響を与えているのではないかと言われています


ということも踏まえて考えてみると

競技種目に合わせた可動域でトレーニングをする場面が多くみられると思います。

しかしこれは必ずしも正しいのかといわれるとまた疑問が出てきます。


例えば

「競技が行われる関節角度でトレーニングをおこなう方が効果は大きいよ」

なんて言われることがあります。


ですが上記にある通り、トレーニングをおこなうと関節可動域が向上し、筋力も向上するので、それに伴って競技に必要な技術も変化する(例:跳ぶ時にもっと深くしゃがむようになる)ことが十分考えられます。


つまり、見た目だけで安易に「この方が競技動作に似ているから!」と決めつけてトレーニングをおこなうのは、その効果を無くしてしまうばかりではなく、せっかく獲得した可動域を使わない、まさに宝の持ち腐れ状態になってしまいます。


また、競技パフォーマンスには筋力よりも筋パワー(力×速度)の方が大きく関連することが知られています


つまり以上のことをまとめると、

最終的に「スポーツ選手のための筋トレ法」に必要なのは、

「可動域全域を使ったトレーニングをして傷害予防をしつつ、パワーを向上させる」


こともとても必要ということですね!!


BEAUTY FITNESS

すべてのトレーニングは美しい体やたくましい体などの到達するための手段にすぎません。 ただがむしゃらにトレーニングするのではなく、最速最短で効果をだすために正しいトレーニング方法と食事の最先端情報を発信します。

0コメント

  • 1000 / 1000