パンって結局体にどうなん?グルテンの真実

みなさんこんにちは!!

パーソナルトレーナーの宮城島です!


今回のテーマは

”グルテン”

についてです。


よく減量においてパンはやめましょう、パンはよくない、むしろいいことある?笑

なんて言われるパンですが、その最強に悪口をいわれる理由は今回のテーマであるグルテンにあります。


有名な話だとテニスのトップ選手である

ジョコビッチがグルテンフリーにして試合に勝てるようになったという発言も有名ですね!


そもそもなぜグルテンはダメなのか。

その点について話していきます。



・パンなどの小麦粉商品に隠された健康問題成分が含まれる

いまでは日本人の半数がパンを口にする時代になりましたよね。

そんな小麦の大量生産、輸出をしているアメリカでは「グルテンフリー」という言葉がヘルシー志向派では合言葉となってきています。


この「グルテンフリー」ですが、多くはダイエットを目的とした小麦粉商品の摂取を控えるというものですが、パンをはじめとした小麦粉食品に含むグルテン成分の影響によるグルテン過敏性腸症(セリアック病)の健康問題が潜んでおり、健康先進国アメリカではグルテン成分摂取を避けるという傾向もあります。

ちなみにグルテンとは何かというと、小麦粉に水を加えてこねると段々とモチモチしてきますよね!

まさにそこの段階でグルテン成分が生成されるのです!


またグルテンは水に反応するタンパク質の一種ですが、実はこれが非常に問題成分で、パンなどを食べてグルテンを摂取することで免疫を持たない小腸が炎症を起こし、軽い症状からひどい症状(セリアック病)まで健康問題を引き起こすことがあるのです。


以下の症状がある場合はセリアック病の症状が現れていると言われています。

『 胃腸問題(腹痛、ガス、下痢、便秘)、意図しない体重増加や減、貧血、骨や関節痛、倦怠感(疲労、衰弱、うち状態など心身に異常を感じる)、不妊症 』

また、子供に対しては、

『発育や思春期兆候に遅れ、成長障害(主に乳児)』

こうしたセリアック病を引き起こす人はアメリカでは1%程だそうです。

日本でも小麦アレルギーの子供がいたりしますが、このグルテンが原因の子が多いと言われています。


実は、

”実際にセリアック病を起こす人は全体の80%を超えるが、殆どの人は気がついていないだけである”

というアメリカの研究結果もあるので多くの人は軽度のセリアック症なのかもしれません。



・グルテンでどのような影響があるのか

1.腸への影響

小麦を摂取すると明らかなアレルギー反応を起こす場合は対処しやすいのですが、グルテン過敏症を潜在的に持って気がついていない人は多いです。

研究実験でIBS(過敏性腸症候群:慢性的に胃腸に障害を抱える症状)を持つ34人の研究対象者にランダムに分けてグルテンの入った食事とグルテン抜きの食事をとらせたところ、グルテンの入った食事をとっているグループのほうが胃腸痛、ガス、便が硬くなる、疲労等の症状が現れたそうです。


また、腸の障害や腸内層の変異などを引き起こすという研究結果もあります。

セリアック病の症状がひどい人は、グルテン成分が腸内のバリア機能を弱らせてしまい血中に容易に有害物質を送り込ませてしまい体内の健康サイクルが悪くなってしまいます。

日本人の10%~15%に起きると言われているIBSは、20歳~40歳が最も起こりやすく、このグルテンによって症状の悪化や症状を引き起こしている可能性が高いです。

自分では気がついていませんが、グルテンによって腸が不健康になり、結果として多くの悪い症状を引き起こしている可能性があるということですね。

なかなかすぐにグルテンが原因と判別しづらいのも問題な気がしますね。



2.脳への影響

グルテンは脳へも影響も及ぼしています。

精神疾患を患う人はこのグルテン摂取により症状を悪化させている『グルテン過敏末梢神経障害』が起きているという研究結果もあります。

また、グルテン摂取により歩行・運動失調症も引き起こします。

運動制御の重要な機能を持つ小脳とグルテンの関係が指摘されており、実際にグルテンフリーをすると、歩行失調症が著しく改善したという報告があります。

他にも脳、精神系と関連のある統合失調症、自閉症、てんかんの症状もグルテンフリーの食事により改善が見られたという報告があります。



3.食べるのが止まらなくなる小麦中毒の影響も?

毎朝パンを食べていると突然パン食をやめると決めてもパンを食べたくなる、しばらくパンやラーメン、うどん、パスタなど小麦粉食品を食べていないと無性に食べたくなる、という思いに駆られたことはありませんか?

実際にはまだ立証されていないそうですが、小麦商品を欲する多くのグルテン中毒性の症状(禁断症状)がみられています。

確かに、米とパンをしばらく食べない場合、主食の米よりパンの方が無性に食べたくなる方が多くありませんか!?



・どんな食品にグルテンが含まれているのか

もともと日本の和食文化にはなかった小麦主体の西洋食メニュー。

西洋人がグルテンフリーを意識している一方で、日本人はまだ意識している人が少ないですが、潜在的にグルテン過敏症に悩まされている人は相当数いる気がします。

その背景には戦後GHQが推奨し子供時代の学校給食から取り入れた牛乳やパンなどの西洋食が日本の食文化として浸透した結果、これらの食材と日本人体質のギャップを問題視しなくなった潜在的なすり込みも関係あるのかもしれません。


最後にグルテンを含む食べ物をご紹介しておきます。


1 小麦、大麦、ライ麦を含むもの。

(パン、パスタ、マカロニ、ピザ、ラーメン、うどん、素麵、餃子の皮、麩、スポンジケーキ、クッキー、など)


2 揚げ物

(衣に小麦粉を使用しているもの)、天ぷら


3 麦茶 

(麦茶は大丈夫、という説もあり)


4 そばは十割そばならOK


5 ビール


6 醤油 

(原料に大豆と小麦が1:1で含まれるものがほとんど。小麦を使用していない醤油ならOK。ただ、醤油に含まれる小麦は醗酵・貯蔵の過程でグルテンの成分はなくなる、ともいわれてます。一方で醤油で症状が悪化する人もいます。)


7 フライドポテト

(小麦粉をまぶしている場合もあり。ポテト自体にグルテンは含まれませんが、小麦粉を衣にしたものを揚げた油にはグルテンがまじっていたりします)


などなど。


また今回面白い実験が・・・。

小麦粉って・・・・放置したら虫つくと思います?

答えはLINE@で!


”小麦粉の真実”


と送ってください(^^)/

ではでは!

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